千里ニュータウンにお住まいのみなさまから、就学・就職・転勤などで他の地域に転居された千里ニュータウンのOB・OGのみなさまから千里ニュータウンの思い出をお聞きしています。

ボーイスカウト大阪連盟吹田第9団カブ隊 新千里北町で「北町車止めポイントハイク」を実施

2019年5月12日、「北町車止めポイントハイク」が行われました。実施したのは千里山(千里ニュータウン南側に隣接する地区)を拠点に活動しているボーイスカウト吹田第9団です。参加者はカブ隊メンバー(小学3年生から5年生)約20名と指導役の中高生や大人のボーイスカウトの方たち約15名で、「ディスカバー千里」からは見守り役兼アドバイス役として4人が参加しました。

「ポイントハイク」は、指定されたポイントを探索しながら歩くボーイスカウトの訓練的なハイキングのことだそうです。千里ニュータウンの新千里北町(豊中市)には、動物型と幾何学型の約50基の車止めが「歩行者専用道路」(車が通らない歩行者や自転車専用の道路)の入口や児童公園の近くに設置されています。この車止めが今回のポイントハイクの「ポイント」として選ばれました。

吹田第9団の皆さんは、本拠地である千里山を朝出発し、途中で訓練的なゲームをしながら、千里ニュータウンを南から北に縦断し、お昼ごろ新千里北町の「樫ノ木公園」に到着しました。千里山から新千里北町までは直線距離で約4キロの距離です。公園での昼食のあと、ポイントハイク出発前に「ディスカバー千里」のメンバーから千里ニュータウンのことを簡単に紹介しました。
千里山は100年ぐらい前に、そして千里ニュータウンは60年ぐらい前にイギリスから住宅地の計画を学んで開発されたたまちであり、いわば兄弟のまちであると話しました。カブ隊の皆さんに千里ニュータウンに親近感を持ってもらえたように思います。

ポイントハイクは、5人組・4班に分かれて制限時間(約1時間)内に決められた車止め(約30基)をいかに多く発見するかというゲーム形式で行われました。探し当てた車止めの写真シールをマップに貼っていくというやり方です。子どもたちは効率的なルートを捜しながら、車止めの形によって役割が違うことも発見しながら車止めの探索を楽しみました。新千里北町近隣センターにゴールしたあと、樫ノ木公園の丘の上で結果発表と表彰式が行われました。

子どもたちが楽しみながら、まちの特徴や成り立ちを知ることができる車止めポイントハイク。私たちディスカバー千里も子どもたち向けに、このハイキングをまち歩きに取り入れたいと考えました。


※注)動物型車止めは小学校や大きな公園を結ぶメインの歩行者専用路の入口や幼児遊園の近くに設置されており、幾何学型車止めは戸建て住宅地の短い歩行者専用道路の入口に設置されている。