千里文化センター「コラボ」を拠点に活動するまち歩きグループ「ぶらり千里の会」の方々が、千里ニュータウンのガイドを行いました。ガイドを行った1人は、会の発足に関わった当「千里ニュータウン研究・情報センター(ディスカバー千里)」のメンバーでもあります。
「ぶらり千里の会」は、以前、「コラボ」で開催されていた千里ニュータウンまち歩きのボランティアガイド養成講座を修了した方々により、2019年10月に結成されたボランティアグループの会です。豊中市千里地域連携センターとコラボ市民実行委員会広報プロジェクトチームの有志により編集し、2015年4月に発行された冊子・魅力発見ガイドブック『ぶらり千里』を手本として、千里ニュータウンのまち歩きの企画・開催、ガイドの腕を磨くための研修などの活動を続けています(新型コロナウイルスのため参加者を募集してのまち歩きは2020年春より休止中)。
今回、千里ニュータウンを案内したのは「TNN 豊中報道。2」というウェブサイトのキャップと担当との2名です。「もはや共通の話題は「天気」と「景気」ぐらい」しかない現在社会において、「豊中に関する、時にはしょうもない、時には役立つ超ローカルな話題を毎日提供することで、ご近所の皆さんと仲良くなってもらうきっかけを作る」ことを使命とするウェブサイトです。
案内したのは、市民が選んだ豊中市内の魅力的な景観から、豊中市が選定した「とよなか百景」を巡る「とよなか百景 景観めぐるんマップ」の「Aコース/千里中央駅周辺コース」に沿って、千里中央のコラボ前からスタートし、新千里東町〜新千里北町を経て、コラボ前にゴールする約5km・2時間ほどのコースです。
当日のガイドの様子はこちらのページで紹介されています。
案内した「ぶらり千里の会」の方の話では、団地のダストシュートや焼却炉の煙突の名残、団地の風呂場の増築、「ホームレス中学生」のロケにも使われた新千里東町近隣センターや珈琲缶50円の安い自動販売機、千里ニュータウンの北側ゲートモニュメント(※注)など、自分たちとは違う視線・感覚で捉えていましたので、今後のガイドとして大変参考になったとのことでした。
※注)現存するゲートモニュメントは、この日歩いた新千里北町のモニュメントを含めて3基である。
- 北側ゲートモニュメント:新千里北町の新御堂筋沿い
- 南側ゲートモニュメント:桃山台の東側を南北に走る府道吹田箕面線沿い
- 東側ゲートモニュメント:高野台東側の千里緑地の千里ぎんなん通り沿い
かつては、北大阪急行車庫(桃山台)の少し南側の新御堂筋沿いにもあったが、現在は撤去されている。