千里ニュータウンにお住まいのみなさまから、就学・就職・転勤などで他の地域に転居された千里ニュータウンのOB・OGのみなさまから千里ニュータウンの思い出をお聞きしています。

UR新千里東町団地のMUJI×URトークイベント

2016年2月6日(土)、UR新千里東町団地の集会所でMUJI×UR主催のトークイベントが開催されました。新千里東町団地のリノベーション住戸の入居者募集が決定したことを記念して開催されたもので、新千里東町団地を中心として千里ニュータウンにあるUR団地のランドスケープの魅力と可能性を考えることを目的とするトークイベントです。
このトークイベントには「千里ニュータウン研究・情報センター」共同代表の太田がパネリストとして参加しました。
このトークイベントの様子が『北摂の本』(京阪神エルマガジン社, 2016)に掲載されましたのでよろしければご覧ください。
『北摂の本』は「高感度で気持ちのよい街・北摂がもっと好きになる! シックなオトナのための最新案内」として刊行されたもの。千里ニュータウンに関しては、トークイベントの他に、千里ニュータウンの貴重な昔の写真や、UR千里青山台団地の青山台文庫、団地の市などの活動が掲載されています。

また、MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクトのページでもトークイベントの様子が掲載されていますのでご覧ください。


「千里ニュータウン研究・情報センター」では千里の暮らしの歴史を収集し、共有するための活動を続けてきました。
これまでの活動を通して、例えば、トークイベントの会場となったUR新千里東町団地について、子ども達は団地内の遊び場に「蟻地獄」「赤土」のような独自の名前をつけていたこと、万博の際はコンパニオンの宿舎になっていたこと、子どもたちがコンパニオンにサインをもらいに行ったこと(小学校はそんな子どもたちの行為を禁止したこと)… など様々な話を伺うことができました。
建物や室内を綺麗にするリノベーションに加えて、「千里ニュータウン研究・情報センター」では団地にもきちんと歴史があることを伝えるための、そうした暮らしの歴史をふまえた上で団地を大切に住み継いでいくための活動を続けていきたいと考えています。

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(更新:2016年6月22日)