千里ニュータウンにお住まいのみなさまから、就学・就職・転勤などで他の地域に転居された千里ニュータウンのOB・OGのみなさまから千里ニュータウンの思い出をお聞きしています。

北丘小学校2023年度出前授業:千里ニュータウンと新千里北町~まちのとくちょうを知ってまちを楽しもう~

2023年2月6日(火)2時限目、北丘小学校学校3年生への出前授業を行いました。3学級合わせて約80人の児童の皆さんに千里丘陵の歴史、千里ニュータウンや新千里東町が誕生したいきさつ、ニュータウン計画の特徴などを話しました。児童の皆さんが熱心に話を聞いている姿に、まちを知ることへの興味の強さを感じました。小学生は、まちに暮らすどの世代よりもまちを歩いており、まちの形や環境の特徴を見ている・体験している世代だと思います。彼らに、まちがどのような経緯で、どのような考え方でつくられたのか、いま目に見える地形や緑の環境がその場所の歴史とどのようにつながっているのかといったことを伝えていくのは大切なことであると思います。将来、このまちに住み続けるにしても、ほかのまちで暮らすにしても、小学生のときにまちへの興味や誇りを育てる機会をつくることは、「良好な暮らしの環境の持続・向上」の基礎になっていくと思います。
児童の皆さんには、出前授業の資料を家にもって帰って、お父さんやお母さんにも今日の話を伝えるとともに、一緒にまち歩きを楽しんでくださいと伝えました。

授業が終わった後、一人の児童から「北町の車止めはなぜ動物型なのですか」との質問がありました。「北町を計画した専門家の人たちが、小学校に通う子どもたちが楽しく通学できるように、また、住民の方たちや子どもたちが例えば、『キリンさんのところで集合!』と言えるような目印になるようにと考えたんですよ」と答えました。ニュータウンが住みやすい楽しいまちになるように「計画」した人たちがいたことに気付いてもらえたのではないかと思います。