千里ニュータウンにお住まいのみなさまから、就学・就職・転勤などで他の地域に転居された千里ニュータウンのOB・OGのみなさまから千里ニュータウンの思い出をお聞きしています。

千里ニュータウンのお土産を作ろう! 千里グッズの会(ちいきのわ, 2010年3月)

豊中市政策企画部コミュニティ政策室が発行する『ちいきのわ』に「千里グッズの会」が紹介されました。


平成14年(2002年)、新千里東町にある地域住民の交流の場「ひがしまち街角広場」に集う仲間と大阪大学の研究者の会話から発足したのが「千里グッズの会」です。千里を訪れた人に、また、他の地域に住んでいる人に、まちの情報を伝え、共有する媒体を作ろうと、「千里の絵はがきプロジェクト」が始動しました。
絵はがき制作を担うのは主に大学院生たちです。四季折々の風景から日常生活の一コマまで、ニュータウンのさまさまな姿をカメラに収め、得意のパソコン技術を駆使してデザインします。これまでに作成した絵はがきはおよそ500種類。鮮やかな紅葉の並木道や、古い写真と同じ場所で撮影して両者を対比させた団地風景などが、特に人気を呼んでいます。一方で、この数年の間にも団地の建替え等が進み、今では失われた風景も見られます。一枚の絵はがきが、住民の暮らしと共に心に刻まれた風景やまちの歴史、文化を見える形にし、まちの魅力として発信するとともに、新しく移り住んだ住民や次世代に受け継いでいく役割を果たしています。


*「千里ニュータウンのお土産を作ろう! 千里グッズの会」・『ちいきのわ』第4号 豊中市政策企画部コミュニティ政策室 2010年3月